BBCの効果音がオープンデータで公開されている

sound

BBC(英国放送協会)が、世界各地で録音してきた様々な効果音データをオープンアクセスの形で公開している。
BBCの効果音は日本でも購入可能なパッケージが以前からあるのだけど、それと同じものではないみたい。

[BBC Sound Effects BETA]

全て視聴&ダウンロード可能

本記事執筆時点で16,016点の音源が掲載されおり、その全てにサイト上での視聴ボタンとWAV形式の高音質なファイルのダウンロードボタンがついている。人間や動物、自然現象、観光名所などなど、シチュエーションの多様さはさすがBBCといった内容。
各音源にはタイトルがついており、参照しやすくなっているのも特徴のひとつ。同じ「アメリカの電話」というタイトルでもサブタイトルで「1910年の壁掛け式レシーバーを持ち上げ、ハンドルを回してベルを鳴らした」、「1910年の壁掛け電話の呼び出し音と受信機の持ち上げ」など、いくつかのシーンに分かれているものもある。このライブラリーの音だけ組み合わせてラジオドラマでも作れそう。

BBCとオープンデータ

BBCは2012年のロンドンオリンピックを機会に、音響に限らずいろいろなデータのオープン化に取り組んだという経緯があるらしい。オリンピック時には多くの競技やイベントを取材した映像や音、記事などが生まれてその管理のためにデータ化を進めたのはよく理解できるけど、それをオリンピック終了後も一般公開できるように整備しているのはさすがオープンデータ先進国のイギリスという感じがする。

データの利用

ただし、使用に際しては「個人利用、教育または研究目的」に限るとしており、商用利用したい場合は別途許可を得る必要がある。
この個人、教育、研究に当てはまる場合であっても実際の利用にあたっては「RemArcライセンス」という一風変わったライセンスに準拠する必要がある。クレジット表記などのほか、「ほかのコンテンツよりも目立たないようにすること」など、気をつけなければならない点がいくつかある。これらを満たしてさえいればインターネット上での公開もしてもよく、例えば映像制作のワークショップなどに使って成果物をYoutubeで公開なんてことはできそう。

まとめ

このようなオープンライセンスの素材や情報は音響に限らず様々なものが探すと見つかる。
今回のBBCのもののように教育や研究といったことに目的を限っている場合も多いけど、そこに気をつければ膨大なデータを自由に使えるというのは魅力だと思う。

 

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