ゲームマーケット2018春:極私的レポート

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ゲームマーケット 2018春に行ってきた。
自分達で出展していたのが3年くらい前まで、観客として行ったのも2回ぐらい前が最後だった気がする。おひさしぶり、ゲムマ。全体を見渡してなにか言えるほど深く見てきたわけではないので、以下、いくつかに絞って極私的レポート。

名作普及活動やってます!:日本ツイクスト協会

[参考リンク:日本ツイクスト協会公式Webサイト]

アレックス・ランドルフの『ツイクスト』を広める活動をしている団体。という理解でよいのかな。
ツイクストそのものを扱ってもいるけど、それを紙ペンゲームとして移植したペーパーを冊子にしたり、入門本をつくったり。面白いと思ったのは、いままでまとまったかたちでは存在していなかった「定石」を自分達で探して整理して冊子化しているというやつ。何回くらいプレイしたのか分からないけど、えらい!という感じだった。

研修ゲーム最前線!:遭遇設計

[参考リンク:遭遇設計公式Webサイト]

「研修ゲーム」というのはボドゲの産業化のひとつの方法としてちょっとずつ広まっていっていると思う。ワークショップのためのワークシートみたいなやつはほかのところでもちらほら見かけるけど、この会社のは「ゲームとしてつくる」ことにかなり徹底している。『ヒーローインタビュー』『カウンセリングの極意』あたりはゲームとしてかなりきちんと作られていたように思った。こういう試みにはいろいろな感情を持つ人がいるとは思うけど、それでもビジネスマンの人たちがここ何回かのゲームマーケットに出してせっせと試遊に付き合ってくれているのはありがたい景色だなと感じる。

みんなでショートショート作成ゲーム:じゃれ本

[参考リンク:じゃれ本@ゲムマサイト]

この人たちは、以前、「ゲームルールをつくるゲーム」みたいなやつをつくってワークショップとかやっていた人たちかな。なんというか、「メタ視点」なところからチャレンジするところが面白い。
今回のやつはノート型になっていて、前の人が書き込んだ文章を見ながら自分でお話の続きを書き込んでいくといったしくみ。プレイヤーがひとまわりすると、一本の「ストーリー」が完成している。twitterでも活動していて(こっちのハッシュタグを追ったほうが面白いのかも)、できたストーリーを共有できるのも楽しい。

まとめ

全体的なことだと、酒すごろく(@sakesugoroku)さんがブログで書いていることを私も感じた。
そういう私自身も自分が出展したときは小綺麗にデザインまとめてパッケージ感出したりしていたからうむむ…とも思うのだけど、数年前まではよく見かけたジップロックに入ったやつとか紙の名刺入れに手書きタイトルみたいなやつとかが極端に少なくなっているのは一抹の寂しさは感じてしまう。その一方で、この傾向のおかげでボドゲが市民権を得てユーザー層が広がっていっているのも確かなんだよね。
そういえば15年くらい前あたりに徐々にインターネットがSNS化していって「ネット広告」が多くなっていったときも近い感覚だったことを思い出す。ネットで変なことをやったりするのが憚られる雰囲気になっていった一方で、ボドゲとか当時はマイナーだった情報にどんどんアクセスしやすくなっていったんだった。
こういう現象はどの分野でも起こることとはいえ、やっぱり気にはなってしまう。もうすこし自分でも考えてみる。

 

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